
――現在のポジションと主な業務内容を教えてください。
CMOです。会社の責任者として社内経営に携わりつつ、コンサルタントとしてプロジェクト管理も担っています。
――仕事のやりがいを感じる瞬間について教えてください。
クライアントとの信頼関係を築けたと実感できる瞬間ですね。いろいろとお困りごとを相談していただけるときはもちろんですが、逆にストレートにフィードバックをいただける関係になったときも同様にうれしい瞬間です。信頼関係あってこそのtalk straightですよね。
――お子さんはおいくつですか?
10歳、6歳、2歳の子供がいます。上の子二人は小学生、下の子は保育園に通っています。小学生は15時前後に帰宅し、下の子は18時まで保育園で預かってもらっています。
――キャリアの成長と育児の両立について、どのように感じていますか?
キャリアの成長・育児との両立は、本人の努力やサポートサービス活用等にフォーカスがあたりがちですが、「働く環境・会社を自分で選ぶ」ことが一番大事だと10年の両立生活を通じて感じています。同じ労働時間の契約であっても、働きやすさの流動性が高いだけ実働時間・アウトプットは各段に増えますし、同じ時間・アウトプットで働いてたとしても、評価・仕事の機会は会社の考えによって大きく差異が生まれます。これまで、3回の転職をしていますが、キャリアの選択にあたって、子供にしてあげたい支援をできる環境/会社の方針か、という点は常に重視していました。結果として着実にキャリアアップしているという実感を感じつつ、働きやすさも向上しています。
――当社に入社する前と比べて、働きやすさにどのような変化がありましたか?
何社か経験していますので、毎日出社し時短勤務をしていた時と比較してみると、、、
Before
・5時起きで家事をあらかた終わらせる
・出社が始業時刻より遅れると目立つので朝はとにかく必死で子供を急かして準備(イライラMAX)
・汗だくになりながら駅まで自転車をこぎ出社(必死で頑張ったのに電車が遅れたりして結局遅刻したりする)
・お迎え以降もバタバタですが省略・・・
・子供の病気で1週間連続欠勤、会社に着いた瞬間保育園から呼び出しの電話があって帰るなんてことも(同僚はとてもサポーティブだったのですが、やはり心苦しいです)
これだけ頑張っても時短勤務で給料は少ないし、仕事のポジションも限定的、昇格も難しいという感じでした
After
・出社がないので、家事は朝終わらせなくても昼休みにやればよいのでゆとりがあります
・始業時間も各自にゆだねられているので、子供のペースに合わせることができます(通常は9:30始業にしています)
・子供の個人面談・保護者会等のイベントの時にも問題なく中抜けして参加ができます
・在宅なので、早く帰ってくる小学生を家で迎えてあげられます
・子供の発熱時にもすぐにお迎えに行けます
・風邪で長期休みの場合にも子供の世話をしながら、必要な仕事は遂行できます(仕事の分担調整も平行でお願いしています)
時短は適用していませんが、ゆとりをもって働くことができますし、評価等に影響することもありません。
――上司や同僚のサポートについて感じていることはありますか?
外出や朝夜の会議調整にあたっては必ず事前確認をしていただいていますし、繁忙状況に見合った仕事の分担をしてくれます。何よりも、内部会議の遅刻や役割分担の見直しなどについて、怒られるかも・嫌われるかもという不安なく、安心して発信・周囲に頼れることが一番ありがたいです。(もちろん、自身の役割は可能な限りコミットすることは心がけています)
――育児と仕事のバランスをどのように取っていますか?
基本的にこうしたいという生活リズム(私の場合9:00-18:00の保育園預け時間内で仕事を終わらせる)を守りつつ、仕事・育児どちらもそこからはみ出るときに柔軟に調整することが大切だと思います。
生活リズムの担保も、柔軟な調整も両方とも当社で働くからこそ実現できていると思います。
――当社両立支援制度について感じていることは何ですか?
過去3社経験していますが、3社の会社のいい制度はほぼすべてそろっていると感じます。
――家庭と仕事の両立を図る上での工夫やアドバイスがあれば教えてください。
プライベートの予定は早めに予定表でブロック、外出・お迎え変更時は早めに夫と調整ですかね。
(家事の効率化なんかはいくらでもネタありますので、ぜひ情報交換しましょう)
――他のワーキングペアレンツに対して、当社で働くことの魅力を伝えるとしたら何と言いますか?
子育てとの両立・働きやすさを確約します!!Stritherでは、個々の自律性を尊重し、プライベートとのバランスを重視した働き方を推奨しており、全員同じ価値観を共有しています。
大手コンサルティングファームで働いた経験の中で、私自身良い制度・同僚に恵まれた一方、周りの話を聞く中ではプロジェクトやその時々で変わる上司次第で働きやすさは大きく変わるという印章がありました。
また、制度を整える・配慮のためのDos/Dontsを指導する、だけでは、配慮してあげている/してもらっているの関係から抜け出せないと思っています。
当社は、プライベートとのバランスを重視することを、前提の価値観として据え置いていますので、お互いにプライベートの尊重は当たり前の認識で安心して働くことができます!